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映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」 感想(ネタバレ含む) [映画]

今週のTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の課題映画だったので、それを口実に勢いだけで見てきました。私自身は日頃映画を見ていなくて、映画文法やカット割りとかよくわかっていないのですけれども、私なりに書いていこうかなと思っています。あと今回の感想ネタバレ(ストーリーの進行に関する物は後半にまとめて書きます)や批判も書くので、そういう物が見たくない人はこの記事を読まないでくださいと。

映画の結論から言うと、まあ映画の細かいところの突っ込みどころを気にせずに見れば十分楽しめる映画ではあるなぁとは思います。

個人的には前作の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」よりは少なくとも出来映えはいいと思っています(あくまで出来映えだから面白いかどうかとはまた話は別)。今回の作品は全体的にシリアス的な感じでコメディ的な要素とかが薄いかな、全体的に前作やスピンオフ作品「交渉人 真下正義」と比べると地味かなと思える内容ですね(もしかしたらフジテレビの映画制作予算が削減されて派手な物が作りにくくなったというのもあるのかもしれませんが)。コメディ要素の多くは前半の部分にだけ集中していて、中盤以降もコメディの部分はあるのだけれども、ちょっと少なめという印象。

また今回の作品は真下(ユースケ・サンタマリア)はいなくてもいいお笑い要員になっていて今回活躍している所1つもなくとりあえず顔を出しておけばいいやってかんじの扱いで、映画のできとかを考えると正直脚本上無理矢理出しているような感じで出さない方がいいんじゃないかともまぁ感じましたね、

そして室井(柳葉敏郎)も出番が少なくて、青島(織田裕二)とやりとりする場面が最後の1ヶ所しかなくて、そういう意味からしてこの作品踊る大捜査線ファンからしてみると肩すかしされる可能性もなきにしもあらずって言う気も(特に前に述べた2者のファンはなおさら)なのかもしれません。あとこの映画を見る前に、この映画ちょっと登場人物の説明不足な面があるので、前の作品はある程度見ておいた方がいいような気もします、特に劇場版1作目と12年ぶりに踊るシリーズに出ることになった、内田有紀演じる女青島こと篠原夏美が出てくる「踊る大捜査線 番外編湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」は見ておいた方がいいのかな(とはいえ後者の方は見ていないのですが)。

ここから先、作品に対してストーリーに関するネタバレとまじめに見た時の突っ込みどころが多分に出てくるのでネタバレが見たくない人はここから先見ないでね。

「踊る大捜査線THE MOVIE3」2010年7月3日公開!

さて、踊る大捜査線の映画(フジテレビ制作の実写映画の多くに当てはまる事なのだが)というと映画ファンは、だいたい犯行側の突っ込みどころ満載の変な行動パターンに、さらにその上を行く捜査側のツッコミどころが多い、めちゃくちゃな行動を批判するわけですが、残念ながらこの映画でもそうした点は確かにいっぱいあって(それでも前の劇場版に比べたら突っ込みどころは減っているように思える)正直それ全部書いていくときりがないけれど、

一例を挙げると例えば、警察が犯人グループに初めてネット上で接触する際にそういう接し方をしたら怪しまれるに決まっているだろうとか、拳銃の盗難事件がネット上の書き込みを通じて明らかになった時に、テレビ局がその書き込みの真偽を確認しないまま報道していたり(普通事実かどうか報道する前に湾岸署に連絡をしたりして裏を取るだろう)とかね、個人的にはこうした面はまぁこれが踊るだからなと思ってしまうわけでしょうがないかと思える訳で(と書いている内になんだかなと思ってきたが、特に後者)、前作の劇場版の犯人を捕まえるためにレインボーブリッジを閉鎖するというわけわからない行動に比べたら、幾分かまともになったのかのとは思っています。とはいえ、2ヶ所ほどいくら何でもこれはないだろうという所があったので書いていきたいと思います。

一つ目は犯人グループの首謀者の家に捜査で行った時に、新キャラクター小栗旬演じる鳥飼誠一がそこにあったパソコンを調べて、そのパソコンの中に開ける危険というフォルダがあって、そのフォルダの中を調べていたらパソコンがいきなり爆発して鳥飼誠一が大けがをするというバカシーンが一つ目(ちなみに当人たちはまじめにやっています)。

もう一つが今回の作品新湾岸署のセキュリティシステムクラッキングされて、新湾岸署が丈夫で立派な防火シャッターみたいな物で閉鎖されて、時間までに犯人の要求を呑まなかったら毒ガスを新湾岸署の中にばらまいて新湾岸署の中にいる人全員殺すぞ。という展開なのですが、普通こうなったらブルドーザーや鉄球など建築現場の解体工事で使われるような重機で、普通そのシャッターを壊そうとするだろうって(現に浅間山荘事件の時に人質救出の時に鉄球使おうとしていることもあるし)、まあそれを言ったらおしまいなのかもしれませんが、でも重機を使ったら建物の設計上建物全体が壊れるとか、もしくは、バーナーやチェーンソーでシャッターを壊そうという演出をやめて、そのシャッターが丈夫すぎて重機を使っても壊れないという設定にしてセリフでそのことを説明すべきだったと思う。

他にもまぁこれじゃダメだろっていう部分が結構ありましたけれど、まあキリがないしここまで批判ばかり書いてきたので、次に良かった点について、まず今までの踊るシリーズの劇場版と比べて、犯人(首謀者)の動機を表現しようとしていたところは良かったなぁと、あと主犯の男性の行動が、今までの踊るの犯人中では一番まともというか、理解できたかな、ここら辺ちょっと脚本家がちょっと知識不足なのかなと感じる面もあるけれど例えば金庫のセキュリティって外部からは普通アクセスできないんじゃないかとか、でもまあごまかせていたかなっていう気はする。

まあとにかくこの映画をバカにするにしろ、そうじゃないにしろ、とある一部の部分除いて(とりあえず、この脚本家がよく言われていることだと思うのであえて伏せておきます、知りたい人はシネマハスラーの「誰も守ってくれない」の会を聞いて察してください、ちなみに事件は勝手に解決するんだの下りではありません)見ていて不快になりそうな部分は、無いと思うので、良くも悪くも騒ぎながら見たり、ツッコミどころは多いですが、始めの引っ越しのシーンや所長の謝罪会見のシーンなど笑えるシーンもあって映画の料金分以上の話の種や会話の話題にしたりすることができると思います(もちろん映画自身も楽しめます)。そんなわけでこの映画見ることをおすすめします。

追記:TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」での踊る3評を聞いて(ちなみにこの内容はポッドキャストでも配信していて「iTunesはこちら」、「それ以外はこちら」)、まあすごい酷評ぶりで、しかしまあ改めてすごいなと思うのはこの宇多丸評がこのブログで私が書いた踊る3の評で批判した部分とほとんどかぶっていない上に、ツッコミどころが少なくてもまだ、これらで取り上げた物の倍以上はありそうだなぁと本当に思えるところ。

ちなみに私自身劇場版2作目よりまともと評したのですが、これは女性蔑視の部分が無かったように見えた(これラジオを聞いてあった事に気がついたのですけれど)や全体的にツッコミどころが多いが前作よりも行動がまともに見えたからなんですけれども、 聞いていてこのことにちょっと自信がなくなってきた。まあ少なくとも言えるのは、ツッコミどころの多さは前作よりは多いんだよねぇ。


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